葉酸を摂り始めるベストな時期は?

葉酸は女性が妊娠・出産を望むときにはとても重要な役割を果たす栄養素だと言われています。

まず、葉酸には貧血を予防する効果があります。貧血と言えば鉄分が不足する鉄欠乏性貧血が有名ですが、鉄分を摂っても状況が改善されない巨赤芽球性貧血になってしまっていることがあります。

これは、赤血球のもととなる赤芽球が大きくなりすぎて赤血球になれず、酸素を身体に行きわたらせることが出来なくなってしまう貧血のことです。

妊娠を望んでいるけれどなかなか赤ちゃんに恵まれないという人は、知らず知らずのうちに貧血や冷えといった症状を抱えていることがあります。冷えは赤ちゃんを育てるための子宮に良い影響は与えることはありません。

細かい血管が多く走っている子宮にとっては冷えは機能の低下を招いたり、貧血も同様に生理不順を引き起こして不妊の原因になったりしています。

妊娠をしても、お腹の中の赤ちゃんはお母さんの食べたものを栄養にして成長していきますが、それはへその緒で繋がった血管から赤ちゃんへと運ばれていきます。貧血になれば酸素や栄養素が赤ちゃんに十分に届けられなくなってしまうため、低体重児になってしまう可能性が高くなります。葉酸にはその原因となる貧血を予防してくれる効果があるため、妊娠しやすい子宮の状態にしてくれる効果が期待できます。

また、赤ちゃんは細胞分裂を行ってお母さんのおなかの中で成長していくのですが、その過程で必要になるのが葉酸です。不足してしまうと細胞分裂が上手くいかなくなってしまい、赤ちゃんの一生を左右するともいえる無脳症や脊椎二分症といった先天性の障害を起こしてしまう原因になってしまいかねません。そのため、妊娠・出産を望むときには重要だと言われているのです。

赤ちゃんのみならずお母さんにまで大きな影響を与える葉酸は、妊娠を望む1か月前から摂取を始める方が良いと言われています。これは、赤ちゃんの脳や脊椎などの重要な部位が作られるのが妊娠初期で、お母さんによってはまだ妊娠していると気づいていない時期に一番重要な栄養素のためです。

妊娠に気づかず過ごしていて、気づいたタイミングではすでに赤ちゃんの脳や脊椎の形成が終わってしまっていた場合、先天的な奇形が出来てしまう可能性におびえなくてはならなくなります。

そのような状態になるのを避けつつ、妊娠する可能性を高めるためには、妊娠を望む前から習慣として摂り続けるようにするのが良いと言われているのです。

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