インターネットFAX徹底比較ランキング

インターネットFAXというのは、インターネットを介してFAXを送受信できるシステム、またはサービスのことを言います。

個人でインターネットFAXを利用している方は少なく、やはり企業で利用されている場合がほとんどですね。

通常、FAXを使用する場合、通話と同様に電話料金がかかります。ですから、もし遠隔地や海外にFAXを送信する場合、それ相応の電話料金がかかることになります。

しかし、インターネットFAXの場合、遠隔地・海外であっても電話料金を気にする必要がなく、安価にFAXを送信することが可能となりますし、送信する相手がFAXを所有していなかったとしても、FAX内容をメールとして送信することができる、非常に便利なものなのです。

このインターネットFAXの技術というのは、FAX画像を電子メールに添付することで送受信することになり、1998年3月にIETFから標準規格(RFC2159、RFC2301)が勧告されました。IETFとは、TCP/IP(インターネット・イントラネットで標準的に使用されるプロトコルのこと。コンピューター同士が通信を行う場合、相互に決められた約束事の集合体のようなものであり、双方のプロトコルが異なっていると、通信を行うことができない)などのインターネットで利用する際に必要な技術を標準化する組織のことを言います。

インターネットFAXを利用する際に必要なハードウェア、もしくは利用する方法は大きく2種類に分けることができます。1つは、インターネットFAX対応の端末(FAX機)を購入し、利用する方法。そしてもう1つは、インターネットに接続されているパソコンを使って利用する方法です。

前者の場合、FAXの端末同士がインターネットFAXを利用する場合は、送信先の相手が所有しているFAXもインターネットに接続されたインターネットFAX対応端末でなければ意味がない・・・利用することができないため、単体でインターネットFAX対応端末を購入し、利用することはほとんどありません。インターネットFAX対応端末に備わっている機能にもよりますが、高額なものも少なくありませんし、また、リースするにしても、決してコストは低くはありません。

後者の場合、インターネットに接続されたパソコンを利用するため特別に用意しなければならないものはありません。FAXしか所有していない方が、パソコンからメールをFAXとして送信したり、またFAXからメールを送信することが可能なのでとても便利です。ただし、企業などが自社で全てを行おうと思うと、24時間いつでもFAXを受信するために、FAXサーバーの電源は常時ONになっていなければなりませんので、自社でFAXサーバーの管理・運用を行う場合は、そのFAXサーバーの維持・管理するための人権費や保守費、そして電気代・・・などがかなりかかってきます。そこで、多くの企業が利用しているのが、インターネットFAXサービス会社です。

インターネットFAXはどのような仕組みになっているか・・・がイマイチ判っていない方も多いかと思います。先ほども少し触れましたが、通常のFAXというのは、電話回線を用いて相手とやりとりを行います。インターネットFAXと通常のFAXの何が大きく違うのかというと、この回線が違うことです。インターネットFAXは、インターネット回線を使って、パソコン・携帯電話・スマートフォンなどのハードウェアからメールを用いてFAXの送受信を行うため、WEB上でその内容を閲覧することができます。通常のFAXは、固定電話のように自宅のリビング、オフィス・・・など決められた場所に設置されており、当然、そこに自分もいなければFAXを送受信することはできませんでした。しかし、インターネットFAXは、WEB上から閲覧することができるので、FAXを送受信する場所を選ばず、FAXの制限がなくなったわけですね。また、インターネットFAXの操作もそれほど難しいものではなく、メールの送受信する感覚で利用することができますから、パソコンや携帯電話・スマートフォンでメールをしたことがある方であれば、スムーズにインターネットFAXを利用できるはずです。

ただ、メール感覚でインターネットFAXを利用することができるため、相手のメールアドレスを知らなければ、利用することができなくなります。メールソフトを使ってインターネットFAXを行うわけですから、当然といえば当然ですよね(利用するインターネットFAXサービス会社によっては、相手のFAX番号を入力して送信することもあるようです)メールで、FAXとして送信する文章などは、電子メールに自動的に変換されるわけですが、しかしその内容を電子メールとして送ってしまったのでは、相手以外の人間・・・つまり第三者に見られてしまう可能性があります。そのため、文章を暗号化する必要が出てくるんですね。一般的に、インターネットFAXでは、送信側は、アメリカのRSA社が推奨しているエス・マイムという暗号化技術を使って文章を暗号化して送信しています。そしてそのFAXを受取った側・・・受信側は、復号化(暗号化から元に戻す)して、元の文章に戻す仕組みとなっているのです。これは、パソコンだけでなく、携帯電話・スマートフォンを利用した場合でも同様です。

なお、インターネットFAXを、インターネットFAX対応の端末を使わず、そしてインターネットFAXサービス会社を利用する場合、インターネットFAXの導入の際に用意すべきものは、インターネットの接続環境とインターネットに接続できる機器・・・つまりパソコンなどになります。それ以外の、電話回線の契約・FAX端末・FAXサーバーなどは用意する必要はありません(インターネットFAXサービス会社によっては、専用ソフトを購入しなければならない場合もあるようです)ただ、パソコンは、利用するインターネットFAXサービス会社が推奨している動作環境を満たしている必要があります。

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